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予め言うと、今回は数学を身近に感じてもらうことを兼ねた物語である。
とは言っても、高校文系の範囲なのでそれほど難しくないように作っている。

久し振りに登場の明子は辛い物好き。
今回は、そのままでも大概辛いチリヌードルに更に辛さを増すペーストを大量に加えて食べるようだ。

シン「なに、このチリチリペーストの大群は!」
明子「へへ、今日は今までに無い激辛なのを食べようと今までペーストを入れずに取っておいたんですよ♪」

シン「にしてもこの量は…」
明子「ふっふっふ~、1つで18倍だから、6つ入れると108倍になるんですよ~」

シン「ちょっと待った!」
明子「なんですか、いくらシンさんでも108倍激辛チリヌードルはあげませんよ!」

シン「いや、要らない。
そもそも辛いのが苦手だから、元々辛いチリチリヌードルに更にチリチリペーストをかけた物を食べようとは思わないよ。
それよりも聞きなさい、18倍のチリチリペーストを6つ入れたところで108倍にはならないよ」

明子「どうしてですか?
18×6なんだから108倍でしょう?
まさか、シンさん計算ミスですか?」
シン「いやー、流石に18×6=108なんて間違えよう無いでしょう!
それよりも考え方が間違ってるんだよ!」
明子「どういうことですか?」

シン「例えば、①全く使わなかった場合と②1/18だけ使った場合で見てみればいいよ」
明子「①の場合、辛さは18×0=0…あれ?辛さ0倍って、辛くない?」
シン「じゃあ②のときは?」
明子「18×1/18=1…って、変わってない?」

シン「そうだね、だからおかしい」
明子「でもでも、これは元の辛さが1で18倍追加が6袋で108倍追加って考えることもできるんじゃないですか?」
シン「なるほど、1袋だと18倍追加だから1+18=19倍、6袋だと18×6倍追加で元の1を足して109倍ってことだね。
じゃあ、今度はそれについても解説しよう」

続く

※今回の解説は、あくまでも理論の話であって、表題以外の細かい理屈は抜きにしています。
・1袋使うと言っても、細かい残りまで使うのか残すかで違ってくるものの、そこは普通に使って1袋と言う感じです。
・特定の割合で化学反応を起こすような場合(ex.濃塩酸と濃硝酸を3:1で混ぜると王水になるなど)は想定していません。
・現実では場所によっては混ざっていない箇所もよくありますが、全部均等に混ざっているものとします。
・温度や時間の経過で成分や感覚が違ってくることや水分が蒸発するから辛くなると言うことも考えません。
・この問題が試験に出たとして、この回答で良いというわけでもないので(不確定の数字が多く、厳密には計算できない為)、「大体これ位」と言う程度で見てもらえれば。
勿論、厳密な計算をした結果、次回でやる計算とは全然違う値になる可能性もあります。
なので、この通りにしたことで○がもらえなかったと言う苦情は受けません(当たらずしも遠からずなので部分点はもらえるでしょう)。
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前回、明子のコンプレックスを紹介したが、その続き。
明子「アタシの周りには免許を2つ持っている人が多い・・・
こんな悩み、誰に相談したら・・・やっぱり、免許を2つ持っている人に直接聞くのが良いわよね」
という訳で、たまたま関西に帰っていたのもあってシンに相談する明子。
(シンもそうだが、)どれだけ地元に帰ってるんだ明子・・・

明子「シンさん、また悩み聞いてもらえますか?」

シン「どうしたんだい?」

明子「実は、こないだキハ8500系に乗っている祇茄乃姐さんを見て思ったんです。
私って免許が1つしかないって・・・
それで、私ももう1つ免許が欲しいって!」

シン「なるほどね
でも、それは悩むような問題じゃないと思うよ」

明子「というと?」

シン「持っている免許が多ければ良いかと言うと、そうじゃない無いということ
免許を2つ持っていたら、誰でも凄いと思うかい?」

明子「はい」

シン「じゃあ、そんな凄い運転士が、股尾前科だったら?」

明子「そんなの怖くて乗りたくありません」

シン「そうだよね
要はそういうことだよ
明ちゃんは他にも色々悩みがあってよく相談してくるけど、運転で失敗したということは聞かない
それは、明ちゃんが優秀な運転士だってことであって、そこにコンプレックスを持つべきじゃないんよ」

明子「えへへ・・・」

シン「勿論、もう1つ免許を取りたいという勉強意欲は良いことで、内燃取ったらどうかな?
こないだ聞いたけど、今の名鉄で内燃持ってるのは祇茄乃ちゃんと爺さんだけだったよね
それなら、あのプロジェクトが復活したら養成があるはずなんだ」

明子「分かりました
今度募集があったら受けてみます!」

シン「そうそう、心配すべきと言えば・・・
調子に乗って飲みすぎること!
今度やったら、お知りペンペンじゃ済まさないからね!」

明子「ひぇー!
心得ました・・・」
たまには明子の運転シーンを見せなくては怒られるだろう。
なので・・・

時は遡り、第14話。
神宮前に差し掛かるころ・・・

明子「もうすぐ神宮前ね
あれは・・・キハ8500!
そういえば、JRに対抗して・・・とか言ってたわね」

@神宮前
女車掌兼運転士「第〇〇〇〇列車交代します」
明子「第〇〇〇〇列車、通告事項は臨時試運転あり、舞木検査場~名鉄岐阜間、神宮前~金山間並走、金山より当列車が先発時刻通り、列車状態異状無しです」
・・・と、乗務交代に入っていくのだが、明子にはそれよりもキハ8500系に乗る祇茄乃に視点が行っている。
今までの姐さんLOVEとはまたちょっと違う。

(心の声)明子「そう言えば、姐さんは電車もディーゼルも運転できるのよね・・・
シンさんも、普通の電車と路面電車の2種類の免許を持ってる・・・
アタシは1つだけ・・・」
なんか、要らぬ悩みを持ち出している。

続く

注・・・
今後当時の乗務員を別の人に充てたり、また別の電車に明子を乗務させたりするかもしれないので、もし今後この場面との矛盾があってもご容赦下さい。
また、乗務交代の手順や内容に関しても、実際とは異なるかもしれません。

運転士見習生の現場見習は初めの内は運転する指導員の横に立って信号や標識などの線路の把握から始まる。
しばらくして、ハンドルを握るのだが・・・
17話で新山に手を触られたときの反応を見た人には予想がつくだろう。

クロサワ「それじゃあ、今日からハンドルを握ってもらう
席に座りな」

祇茄乃「はっ、はい」
ただでさえ緊張する初めての運転台だが、そのハンドルを握る祇茄乃の手にクロサワが添えると・・・
祇茄乃「キャッ!」

クロサワ「おい、どうした?」

祇茄乃「すいません、私、あまり人に触られるということが経験なくて・・・」

クロサワ「そうか、だがこれは見習に必要なことなんだ
決して、お前に気があるわけじゃないんだ
運転もだが、これにも慣れてくれ」

祇茄乃「・・・はい」

見た目が怖いクロサワ。
だが、沙姫がときめく位に、見た目では分からない魅力もあるのあろう。
だから、区長がこういう組み合わせにしたのだろう。
現に、原作では立派に運転士を務めているのだから。
ちなみに、彼の口癖、「クックック」はここではあえて使っていません。
一見タイトルだけ見ると、リンゴのブランドにも見えようが、それは関係なし。
舞台は、祇茄乃がJR東海の運転士見習時代まで遡る。

祇茄乃「はぁ、無事机上見習が終わって、いよいよ現場見習か
誰が、指導員になるのかしら?」

そんな会話を同期とし合っている。
そして、区長に連れられて、指導員が入ってくる。
そして、祇茄乃の前に現れたのが、クロサワだった。

クロサワ「アンタが俺の見習生か」

祇茄乃「はっはい、運転士見習生、神領祇茄乃ですっ!
よっ、よろしくお願いしますっ!師匠!」

クロサワ「そんな初日から緊張してると最後まで持たないぜ
まぁ、クロサワと呼んでくれや」

続く
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1987/06/12
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自己紹介:
覚醒すると、とんでもない事になる。

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