時々、妙な笑みを浮かべて。
祇茄乃「ふふ、ふふっ」
祇茄乃「丁度良かったわ、明子さん」
明子「なんですか、祇茄乃姐さん?」
祇茄乃「これ、どうぞ♪」
すると、リボンで結ばれた缶が入っている。
更に空けていくと・・・
「Dear AKIKO, St. Valentine's Day !」
祇茄乃「そう、バレンタインのチョコよ
はら、去年気持ちを一杯添えてくれたでしょ?(URL)
あれのお返しにね♪」
明子「じゃあ、最近の不思議な雰囲気は・・・」
祇茄乃「その、なんとなく恥ずかしいというか・・・
だから、変な動きを見せてしまってごめんなさいね」
しかし、何やら様子がおかしい。
短いけど今日はここまで、次回に続く。
福岡でそれぞれしたいことも終わり、打ち合わせていた新幹線に乗るべく、博多に集合。
博多だと、エヴァカフェもあるので、それほどそのアニメを知ってるわけではないが、興味はある。
切符の制約上、「ひかり」しか使えない。
まぁ、今や山陽新幹線で「ひかり」は珍しいものになったから、かえって新鮮な感じもする。
先に出る「こだま」も小倉までとなっていて、珍しいものがある。
さて、今回乗る「ひかり444号」は小倉から広島間がノンストップで、多くの「のぞみ」が止まる新山口・徳山は通過である。
速度は700系の為、最高は285km/hだが、実際に出していたのかは分からない。
まぁ、N700系だと、速度は勿論、それ自身が傾く為、どうしても揺れが気になるから、700系で良かった。
旅の疲れ、そしてそれまでのシンの行程からして結構大変な計画だったので、ウトウト寝ていた。
そんな折、岡山に着く放送が。
順番は定かではないが、乗り換え案内も「山陽線・津山線・宇野港線・桃太郎線・・・」と。
・・・ん・・・?・・・桃太郎線・・・?
明子「今、確かに桃太郎線って言ってましたよね?」
シン「うん」
そんなの聞き覚えないけどって思って調べてみると、吉備線にそういう名前が付いたようだ。
もっとも、吉備線も馴染みは無いけど。
ちなみに、宇野線も宇野港線と。
明子「桃太郎線・・・ぷっ、だっさーい!」
先日の福岡旅行に明子が乱入してきたという設定。
かつてのシンもそうだったが、事あるごとに実家に帰ってくる明子。
今回は、実家そのものに用は無く、福岡旅行に行く為に南港へ向かうようだ。
19:50に出港してから翌朝8:30までの長い行程になるので、買出しには余念が無い。
明子「ふー、調子に乗って色々買っちゃった(笑)
なにはともあれ、荷物を置いてレストランに行きましょう♪」
レストランはバイキング形式、いつものように調子に乗って盛りすぎる明子。
決して体格は大きくないのに、こういう時には調子に乗る人いますよね(笑)
空いている席を探していると、何か懐かしい見慣れた人の姿、シンがいた。
明子「あれっ、シンさん!」
シン「おおっ!」
明子「こんなところで会うなんて」
シン「凄い偶然だね
まぁ、ここで座って待ってな」
3分程してシンが現れると、明子の目の色が変わる。
ビールが並々に注がれたジョッキ2杯を見たのである。
シン「ほれ、こんなとこでの再会に乾杯!」
明子「乾杯ー!」
バクバク食べる明子。
いや、シンも人並み以上には食べるけど。
食べているうちに出港の時間。
シン「ふー、満腹♪」
明子「ご馳走様でした」
シン「この後どうする?」
明子「特に何も決めてませんけど、船内を探検したいですね♪」
シン「じゃあ、とりあえずお風呂行って、1時間後に集まろうか」
この辺りは、定番な流れなので、中略。
時は翌朝。
朝風呂、朝食と定番の流れを経て、まもなく入港。
明子「風が恋を運ぶ~」
シン「それ、ジャンボフェリー(笑)」
福岡では、それぞれにやりたいことがあるので、帰りの新幹線までは別行動とする。
まぁ、シンは特に予定を立ててたわけではないから、同行してもよかったけど、さすがにずっと付いてこられても困るでしょう(笑)
次回に続く
そう言えば、浴衣列車編にて、クロサワモドキを出したが、あれだけだと別にクロサワモドキじゃなくてもいいんじゃないのか?って疑問が出てきたので、改めてクロサワモドキを出してみよう。
明子「こんにちは、クロサワモドキさん」
クロサワモドキ「モドキって言うな、モドキって!」
明子「だって、名前が無いじゃないですか!
ここ最近目立ってきているクロサワに似ているから良いじゃないですか!」
クロサワモドキ「ふんだ!
どーせ、オレはオーバーラン男ともども名前も与えられず登場回数が少ないですよーだ!」
明子「そういえば、第2話で姿を見せずに声だけで祇茄乃さんを追い回していたのって、クロサワモドキさんですか?」
クロサワモドキ「うっ、そっそれは・・・」
ちなみに、第2話のことに関しては、ヘタに解釈を加えると面倒なことになるので、ここいらでお茶を濁しておく。
例えば、本家クロサワとの関係や運転士と車掌を兼任しているかなどである。
まぁ、前回(祇茄乃と梓が鉢合わせして超祇茄乃としてJRに寝返る)みたいに別途ifストーリーを作っても良いが。
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元々は温かい心の持ち主、今年は熱くするぜ!!