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あの遅れの影響で、必要以上にゆっくり走っている納涼浴衣列車。

一宮まで来たら、名物の併走シーンとなる。

 

千尋「あら、何か賑やかな列車ね。

車掌が制服じゃないじゃない。

面白い、また仕掛けちゃおうかしら♪」

 

明子「何よ、後ろからブリブリうるさいわねぇ。

不気味にゆっくりだし。」

 

千尋「ほぅら、後ろからじわりじわりと迫ってくる気分はどう?

しかも、自慢のディーゼルよ♪」

 

明子「ブリブリは嫌われるわよ。

後ろから食い付くことしかできないの?」

 

千尋「ウキー!

このアタシを馬鹿にして!

この子の実力を見せてあげるわ♪」

 

低速から一気に加速するキハ283。

しかし、明子は抜かれても冷静である。

 

明子「ブリブリが一層やかましくなったわね。

残念ながら、私が勝負しているのは、社内で納涼を楽しんでいるお客様なの。

あなたなんか眼中に無いのよ。」

 

そう、大事なのは速さではなく、お客様に対する心掛けである。

バトルに熱くなって、そんな道理も分からないようでは、速度超過したとしても勝てはしない。

 

千尋「速さで勝っても勝負で負けるとはこのことね。

覚えてらっしゃい!

今度会った時はタダじゃ済まさないわよ!」

 

この時、お馴染み313からすれ違い様に爆音が鳴る。

 

そうして、岐阜へ向かう。

 

 

※本編では名前は付いたものの、後継には南が付いたと言うものの、いつの間にかいなくなってしまったので、既に北海道に帰ったか、あの事件がきっかけで辞職したのかは分からないので、細かいことは触れないでおきます。

実際のやり取りも聞こえるはずありませんが、あくまでも物語として捉えて下さい。

また、当初の運転計画は中部国際空港~名鉄岐阜~豊橋~中部国際空港の予定でしたが、想定以上に詰め込み過ぎて、時期的にも納涼シーズンじゃなくなったので、納涼浴衣列車へはここで区切りとします。

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@名古屋乗務区
いつものメンバーが揃っているここで、いつもと違う雰囲気の祇茄乃が現れる。

祇茄乃「あらっ、皆いるわね。
丁度いいわ!」

美雨「何よ、今日はいつもと雰囲気が違うじゃないの」
(流石のニブチンもあからさまに違うと分かる)

祇茄乃「えぇ、今日は皆に別れの挨拶をしにね。」

美雨「別れ?」

祇茄乃「そうよ、私目が覚めたの。
一度は間が差して名鉄に来たけど、本当にいるべき場所はここじゃないの。」

美雨「祇茄乃さん・・・」

祇茄乃「違うわね。私は超祇茄乃よ。」
※この祇茄乃のセリフは、セル編のベジータが超サイヤ人を超えた形態になった時に自分で「超ベジータ」と称していたのが元ネタである。
ちなみに、この形態は超サイヤ人2とは別物である。
実際、超サイヤ人2は更にその先でセルを倒した悟飯が最初になっていて、名称が付いたのはブウ編で悟空が超サイヤ人3になる際の比較で出したものである。
また、超ベジータと名乗るのは、19号をボコ殴りしたときにも名乗っているので、本人は何にでも「超」を付けたがっているだけとも言えよう。
また、ベジータが初めて超サイヤ人2になったのは、劇中では魔人ベジータとしてである(修行で既になれた可能性はあるが、相手になるのが誰もいなかったし、セル編の最後には悟空はおろか悟飯にすら実力を超えられて戦意喪失している)。
また、一応断っておくと、この超サイヤ人の形態のように筋肉隆々なイメージは持たないで欲しい。
あくまでも、雰囲気が違うということである(多少、毛が逆立ってオーラが出てる位は想像してもらっても構わない)。

超サイヤ人の形態をザックリ並べてみると。。。
超サイヤ人・・・最初になったのは、言わずと知れた悟空で、クリリンがフリーザによって2度目の殺害を受けた時である。
このきっかけは、ドラゴンボールでもう二度と蘇らないというのも理由であり、その後の価値観にも現れている。
こういった考えは、今後「死んでもドラゴンボールで生き返れる」と定番になり、後にブルマに批判されている。
これは基本形態であり、以降多くのキャラがなっている。
特徴と言えば、悟空に関しては「オラ」が「オレ」に変わっている。
また、悟天に関しては、チチとの修行の間で無意識になっているが、チチはあくまで普通の人間なのに、よく怪我をしなかったものだ。
超サイヤ人第二形態・・・ベジータが超サイヤ人を超えると言ってなった形態で、筋肉が膨れ上がっている。
また、オーラも物凄い火力になっている。
超サイヤ人第三形態・・・第二形態よりも更に筋肉隆々で、見た目としてはブロリーに似ているが、性質が違う。
ブロリーの方は戦うごとにパワーがみなぎるが、こちらはどんどん体力が落ちていく。
超サイヤ人第四形態・・・見た目は普通の超サイヤ人で、落ち着きのある形態。
悟空の「オレ」も「オラ」に戻っている。
この第二~第五形態に関しては、本編において名前がなく、「超サイヤ人の先」の表現として便宜上用いられている。
超サイヤ人2・・・悟飯が最初になった形態で、髪の毛の逆立ちがより激しく、オーラも空気を入れすぎたガスバーナーとか稲妻みたいである。
名前が出るまでは、便宜的に第五形態という人もいた。
超サイヤ人3・・・見た目としては一番インパクトがあろう、髪の毛がとんでもなく長い。
超サイヤ人4・・・尻尾を復活させた悟空が、地球を満月の代わりにして黄金の大猿となり、パンの涙で理性を取り戻したときになった形態。
また、尻尾を復活させなくても、ベジータはブルーツ波で強引になっている。
さて、ドラゴンボールの大猿は理性を失っているが、ベジータの理性は変わっていない。
となると、仮にあの時尻尾が残っていたら最速で自力でなれていた可能性もある。
ところで、大猿になったら巨大化するので、当然その時に着ていた服はなくなっているのだが、この時は何故か再生されていた。

脱線しすぎたので、話を本題に戻す。
明子「姐さん・・・」

祇茄乃「皆さん、さようなら。」
(ここで「カインの裏切り」のBGMが流れる)
ここまでのあらすじはhttp://wakayamako.blog.shinobi.jp/%E5%A5%B3%E6%80%A7%E9%81%8B%E8%BB%A2%E5%A3%AB%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%81%AE%E6%88%A6%E3%81%84%E3%82%B9%E3%83%94%E3%83%B3%E3%82%AA%E3%83%95/%E7%84%A1%E4%BA%8B%E7%99%BA%E8%BB%8A%E3%81%97%E3%81%9F%E7%B4%8D%E6%B6%BC%E6%B5%B4%E8%A1%A3%E5%88%97%E8%BB%8Aを参照のこと
さて、神宮前を目前に、車掌を務めていた停車男はここから運転を担当するために編成前方へ向かう。

運転台と客室の仕切りを車掌用の鍵で開けると、交代なのだが・・・
停車男「おい、神愛!
さっきの俺の放送を打ち切ったのはなんだ!」
明子「フン、アンタの放送がウダウダ長くて聞いてられなかったし、お客様も鬱陶しそうにしてたから切ったのよ!」
さっきの件で喧嘩が始まる。
停車男「なんだって!
誰が・・・うっ・・・」
明子「ちょ、どうしたのよ?」
停車男がブチ切れ、その瞬間倒れる。
※どうやら、てんかんの発作のようだ。

※てんかんの項目はあくまでもここでの設定であり、公式の設定ではありません。

こういう場合は、とにかく一旦止まって運転指令に連絡して指示を仰がねばいけない。
明子「運転指令、運転指令、こちらは納涼浴衣列車、神宮前駅~金山駅間停車中です、応答願います。」
運転指令「納涼浴衣列車、納涼浴衣列車、こちらは運転指令、要件をどうぞ。」
明子「交代となる停車男運転士が倒れました。
てんかんの発作と思われます。」
運転指令「停車男運転士の体調不良の件了解しました。
それでは金山駅まで運転を継続してください。
停車男運転士の救助および代わりの乗務員を手配します。
金山駅にて、車掌の乗車後、打ち合わせをし、神愛運転士はそのまま名鉄岐阜駅まで運転をしてください。」
明子「金山駅までの運転継続、停車男運転士の救助、代わりの車掌手配、名鉄岐阜駅まで運転担当の件了解しました。」

@金山駅手前
明子「さて、このまま私が運転するのはいいとして、誰が車掌なのかしら?
う?あのオッサン?」
明子の目に映ったのは影ばかりで影が薄い、ep4・5で登場したきりのあのオッサンである。
便宜上、クロサワモドキと呼ぼう。
停車男運転士を降ろして、クロサワモドキが乗ったのを確認後、打ち合わせをする。

明子「もしもし、こちらは運転士神愛」
クロサワモドキ「もしもし、こちらは車掌クロサワモドキ」
明子「それでは納涼浴衣列車、名鉄岐阜駅まで運転します、よろしくお願いします。」
クロサワモドキ「よろしくお願いします。」
打ち合わせも済み、発車準備。
明子「チンチン(ベルの音)」
クロサワモドキ「チンチン」
無事発車。
クロサワモドキ「大変長らくお待たせいたしました。
車掌の体調不良の為、金山駅にて救助を行ったため電車は大幅に遅れて発車いたしました。」

とりあえず、終点に向かって進んでいく。
前回の投稿だと、味気無いので、refilと行きましょう。
ちなみに、今回は『シンデレラブレイド』を少しだけでも知っておいて貰った方がより美味しく召し上がれます(電子レンジは使用しないで下さい)♪
といっても、『シンデレラブレイド』本編には何の関係もないのだけど。

~前回のあらすじ~
梓と祇茄乃の再開、梓は祇茄乃に誠意を見せるように唆す。
しかし、それは夢の中の出来事で、自分の部屋で目が覚める。

夢から覚めた祇茄乃。
しかし、運命の悪戯は動き出す。
祇茄乃「グワー!(SSRカードを引いた時のレイラみたいな物音で、雰囲気としてもプリシラの魔法の副作用が効いている時と同じ)
フフ、そうよ、私の居所はここじゃないの!
行かなきゃ!」
こちらは、久し振りにIfストーリーではない、通常の『女性運転士たちの戦い』スピンオフに戻る。

さて、無事に祇茄乃を梓の視点から外すことに成功し、納涼浴衣列車は発車していく。
安心した一方で、祇茄乃の浴衣姿を見れなくなることに寂しさを感じる明子。
明子「これで良かったのよ。
浴衣姿の祇茄乃姐さんには帰りに見れるんだもの。
それより、姉妹で顔を合わせることの方が大変だもん。」

そんなこんなで、無事に中部国際空港駅を出まして。
停車男「本日は納涼浴衣列車にご乗車いただきましてありがとうございます。
この電車は中部国際空港を出発しまして、名鉄岐阜駅へと参ります。
この電車はイベント列車のため、途中駅で通過待ちをする駅がございますが、扉は開きません。
また、普段は神宮前で乗務を致しますが、ダイヤの関係上通過致します。
その為、私が神宮前から運転を担当、只今運転をしております神愛が車掌を務めます。
なお、走行中に運転と車掌を交代することは珍しく、過去には近鉄が名古屋~大阪間をノンストップで走っていた時代に行っていました。
そのことをご存知の方は当時の思い出と重ね合わせていただき、ご存知でない方は一風代わった光景をお楽しみください。
明子「グダグダ長いわねぇ」
停車男「なお、乗務員の浴衣姿の他、盆お・・・(ブチっ)」
※この(ブチッ)は明子が運転台にもあるマイクで放送スイッチを入れ、車掌のアナウンスを打ち切った効果音である。
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プロフィール
HN:
わたしは極超シン、プリキュアが好きである
年齢:
37
性別:
男性
誕生日:
1987/06/12
職業:
永遠の少年
趣味:
フフフ、当事者のみぞ知る
自己紹介:
覚醒すると、とんでもない事になる。

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