阪急神戸線100周年から見る沿線

今年は阪急神戸線が開業して100周年だという。
そんなことを知らずに、阪急神戸線に乗っていた24日。
ここで、阪急神戸線の主な駅を紹介してみよう。


・大阪梅田
「田」の字が「×」になっているのは有名である。
毎時0分から10分間隔で同時に3列車出発するのは迫力がある。

・中津
極めて狭いホームで有名である。
京都線にはホームがない関係で普通を含めて通過する一方で、宝塚線は準急も止まる（神戸線の準急は通過）。

・十三
一部のホームにホームドアが付けられた関係で、2扉車の6300系が乗降扱いができなくなったので、（運転停車はするが）通過扱いとなる快速特急Aなんていう訳の分からない種別ができた。
ちなみに、十三は快速特急A以外は全ての旅客営業列車が停車していたなんて誤りを聞く（https://train-fan.com/hankyu-2019-1-dia/）が、1949年以前や1956～1961年、にも十三通過列車はあった（https://ameblo.jp/kiniro-mosaicmall/entry-12271003173.html、https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10142805420）
また、書物を根拠にするなら、『レイル　No.47』P16参照。

・西宮北口
阪急西宮ガーデンズ前の副駅名付き。
阪急西宮ガーデンズとは、入ってスタジアム跡地の再開発として建設された商業施設である。
関西では、5大私鉄では京阪を除き野球チームを持っていたのだが、古い話だし、このことを知っている人はいるのだろうか？
関東では、かつて国鉄と東急があった以外には西武が現存しているのみ。

今では珍しくなったダイヤモンドクロスがあったことで知られていた。
また、今津線からは準急が乗り入れているが、構造上この駅は（運転停車はするが）通過し、宝塚線経由の通しの急行よりも早い。。
また、日中の準急が走っていない時間でも、宝塚線と神戸線の速度・距離の影響で、同じ時間に梅田を出ても、西宮北口で乗り換えた方が早い。

また、便宜上今津北線と呼ばれている部分は『阪急電車』としても有名である。

・夙川
『涼宮ハルヒの憂鬱』の聖地、甲陽園への乗り換え。
ちなみに、『火垂るの墓』の実写版に出てくる川が夙川だと言っていた記憶があるが、改めて調べると武庫川と石屋川であったので、ここに修正をお詫びを入れておく。

・六甲
似たような駅があり、JRの六甲道までは1km足らずだが、神鉄六甲までは直線でも10kmを超える。
なので、六甲駅に集合といえば、どっちの方かをハッキリしておかないといけない。

・王子公園
パンダで有名な動物園のある駅。

・神戸三宮
JRの方になるが、米軍戦闘機による弾の痕が今も生々しく残っている。
また、仕事から家に帰るのが面倒になって、そのままジャンボフェリーの旅をするのに使う駅でもある。

・高速神戸
ところで、駅ナンバリングはHS35で、隣の花隈はHK17である。
これはどういうことかというと、高速神戸は阪神の駅なのである。
だから、記号が17から35に飛んだり、HKがHSになったりしているのである。