さて、普段の通勤でたまーに乗る快速急行。
この快速急行を見て、いまだに違和感がある。
それは、種別が特急(赤)にも急行(橙)にも違うのである。
快速急行と言うのは、現在、関西の大手5私鉄全てで採用されている。
その性格を各社別に示してみると…
KT:元々は自由席で特急券が要らない特急であったが、他の線の指定席の特急と紛らわしいと言う事で新設された種別。色は赤で特急と同じ。
HK:早朝深夜帯等、特急が運転されない時間に運転されている速達種別。色は黄で急行と同じ。
NK:日中になんば~高野山間を自由席の中では速達で心持ち急行より早い程度の列車。元々は高野山(極楽橋)発着が主だったが、ラッシュ時に急行として走っていたものの速達化を図るべく置き換わったものもあり、この運用の時はズームカーではなく一般車である。色は橙で急行と同じ。
HS:KT奈良から乗り入れて三宮までの直通種別(神戸の始発は極一部にKKの新開地から出ている物もある)。HSにおける快速急行は、特急が止まる御影を通過するのが特徴である。元々は梅田~西宮間を急行として走っていたものを、西宮の地点で後ろに迫っている特急から逃げる為に、西宮〜三宮間において特急が止まる芦屋・御影を通過させていたこともあった。この時、日中にも準急も走っていた時代には、西宮にて到着した普通が準急・快速急行・特急と3つ連続で退避する結果、西宮を出た時にはすぐ後ろに次の普通が来ているという、今のNKの泉佐野みたいな事がここでもあった。
KH:中之島線が開通した時にできた種別。色は紫で初登場。この時、快速急行用に専用車両3000系もまた快速急行用と言う事で紫色で登場した。
そして、通勤時、特急にしようか快速急行にしようか迷う。
特急なら、途中が止まらないから人の流れは特にない。
快速急行なら、途中で乗り降りの多い駅によく止まるから、その度に移動しなくてはいけない。もっとも、いつも守口市で降りる人の傍にいればそれほどでもないけど。
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元々は温かい心の持ち主、今年は熱くするぜ!!